【米の苗作り】米の種を撒く前に行う土入れ作業!必要作業手順4点!

米作り

現在米農家修行の身の私が師匠から米の栽培技術を学ばしてもらっている為、今後自分自身が見返せるようするのは勿論、これから私と同じく米作りを始める人、米作りに興味がある人、米作りに悩んでいる人などの参考資料として見てもらえるようにご紹介いたします。

まずは、米の苗を作るにあたり米の種を撒く為に行うパレットに土を入れる作業を行います。

パレットに土を入れる作業は通常は機械を使用しているのですが、今回は昔ながらの手作業で行いましたので、作業手順4点をご紹介します。

1. 使用する道具の準備

2. 使用する土の準備

3. 使用するパレットの準備

4. 土入れ作業

以上の4点の作業を行います。

何故パレットに土を入れるかと言うと、米の苗が根を張る為に必要な為です!

これは野菜を植木鉢で作る時と同様土部分にあたりますので、栄養ある専用の土と規定量入れる事が大切になります。

それではご紹介いたします!

1. 使用する道具の準備

土入れで使用する道具の準備を行います。

カッター

土の袋を切る為に使用します。

専用ならし板

土の厚さを20mmに調整し、土の表面を均平にならす為に使用します。

スコップ

パレットに土を入れる為に使用します。

シート

パレットに入れる土にゴミの混入を防ぐ為地面に直接広げるのでは無く、シートの上に土を広げる為に使用します。

2. 使用する土の準備

ゴールデンゼオライト培土(粒状)

毎年JAから購入している苗専用の培土です。

2025年は175個のパレットに土入れするのに対して、18袋の土を使用しました。

さいのかがやき  50パレット

さいのキズナ   125パレット

ちなみに今年は1袋約600円程です!

米の金額が上がっていると世間は言っていますが、栽培する為に必要な水道光熱費・肥料・土などの経費が物価高で上がっている以上は値段が高くならざるえないのが現状です。愚痴ってしまってすいません(笑)

3. 使用するパレットの準備

土入れに使用するパレットを用意します。

積み重ねて保管する為、なるべく同じ種類を使用する事をお勧めします。種類が違うと上手くかさならないので!

4. 土入れ作業

パレットに土入れを行う作業手順をご紹介します。

① 土入れ

スコップを使用し、適量の土をパレットに入れます。

② 土のならし

ならし板を使用し、土の厚さが20mmになるようならしていきます。

③ 完成

20mmの厚さでならしたパレットの完成です。

まとめ

今回は米の苗を作るにあたり米の種を撒く為に行う土入れ作業

1. 使用する道具の準備

2. 使用する土の準備

3. 使用するパレットの準備

4. 土入れ作業

以上の4点をご紹介しましたが、土入れ作業自体はパレットに20mmの厚さの土を入れる事以外は特に制限はなく、自分のやりやすいやり方を見つけて作業していただいて問題ありません。

それ以外で重要な点は、自分達が作る米の面積に対して何パレットの苗を用意しなければいけないのかを把握する事が何よりも重要になります。それにより、土を何袋仕入れなければいけないのかを予想し、多すぎても少なすぎても経費や米の栽培に影響を及ぼして来ますので、毎年データをしっかりとり、自分達にはどれくらいの土が必要なのかと、予想立てながらやっていく必要があります。

正直、苗の出来次第では多すぎたり少なすぎたりしてしまうので絶対と言う数字はありませんが、地道に毎年のデータと経験から予想していくしかありません。

野菜や米だけではありませんが、技術が伴う事は毎年毎年が勉強ですので、地道に一緒に勉強していきましょう!

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