今回は店やネットショップで希望している家具を調べても、
・欲しいサイズ見つからない
・欲しいデザインが無い
・欲しい家具はあるが金額が高くて買えない
と言う事があると思います。
しかも店などに依頼するオーダーメイド家具はとてもじゃないけど金額が高くて買えないといった私と同じ境遇の人がいると思います。
その様な人の為にも、素人の私が金額を抑えつつ『自分自身が満足するオーダーメイド家具』を作りましたので、家具作りの作業内容をご紹介します。
通称、『自己満家具』です(笑)
オーダーメイド家具とは?
自分の希望する
・サイズ(縦 × 横 × 高さ)
・デザイン(色・材質)
・金額
を自由に選択できる家具をオーダーメイド家具と言います。
選択する材質などによって金額が左右されます。
家具設置状況写真
家具設置前写真

AVアンプとスピーカーが統一感無く置かれており、見た目が残念に感じます。
しかもAVアンプ下の余分なスペースがある事で部屋に圧迫感が生じ、更には埃なども溜まってしまう事にも繋がるので良い事はありません。
家具設置後写真

AVアンプとスピーカーが1つの家具に収まり、更には、余分のスペースも無くす事でスッキリとした見た目になりました。
作業手順
オーダーメイド家具の作業手順をご紹介します。
① 寸法測定
AVアンプとスピーカーの寸法測定を行います。
AVアンプとスピーカーの【縦 × 横 × 高さ】を測定します。
※家具づくりで1番重要な事は寸法測定です。
今回はAVアンプとスピーカーを上下に置く家具を作る為【縦 × 横 × 高さ】を測定します。
この寸法測定により使用する木材の長さを決定していきます!
② 切断する木材に印をつける

先ほど測定した寸法を元に、高さ部分にあたる木材に印を付けます。
※AVアンプとスピーカーを余裕をもって収納出来るよう、
高さの寸法 + 5㎝
した寸法を木材部分に印を付けます。
③ 木材の切断

印を付けた木材を、のこぎりもしくは丸ノコを使用して切断します。
切断面はトゲなどが凄いので、紙やすりを使用して仕上げを行います。
※紙やすりによる仕上げ作業を行わないと、怪我をするだけで無く、塗料の色の入り方も変わってくるので丁寧に行って下さい。
④ 組み立て

切断した木材を金具を使用して4本の柱をネジ止めして固定します。
※ネジ止めする部分は、事前にドリルなどで小さな穴を開けておくとネジ止めしやすくなります。

AVアンプを置く台座部分にあたる木材を、先ほど取り付けた4本の柱にネジ止めして固定します。
※こちらもネジ止めする部分は、事前にドリルなどで小さな穴を開けておくとネジ止めしやすくなります。

AVアンプ上部を守る為に、下の段の4本の柱と天板を取り付けた方法をもう1度繰り返し行い、2段目を完成させます。
⑤ 家具の塗装

家具専用の塗装剤を使用し自分好みの色に仕上げます!
私の場合は、TVボードがオールナット色に近かったので統一しました。
塗装により見た目が変わる事は勿論ですが、木材の腐食防止にもなりますのでお勧めです!
木材本来の肌触りが好きって方もいう人もいると思いますので、塗装に関しては自分次第で問題ありません。
家具作りで必要な道具一覧
・のこぎり ・丸ノコ ・メジャー ・直角スケール ・インパクトドライバー ・保護メガネ ・塗装剤 ・ハケ ・いらない容器 ・いらない布 |
必要道具の用途説明
のこぎり

木材を切断する為に使用します。
切断する長さが短いときや、細かい作業を行う作業が得意です。
丸ノコ

木材を切断する為に使用します。
切断する長さが長い時や、厚めの木材を切る事が得意です。
メジャー

寸法を測定する為に使用します。
直角スケール

測定した寸法を木材に印を付ける為に使用します。
インパクトドライバー
木材にネジ止めする為に使用します。
保護メガネ

丸ノコを使用する際、万が一木片が眼球を傷つけない為に使用します。
塗装剤

今回は室内で使用する家具なので、屋内用で臭いが出ない水性タイプを選びました。
ハケ

家具に塗装する為に使用します。
いらない容器

ハケに塗装剤を付ける為に使用します。
いらないタオル
ハケ・容器・家具などについた余分の塗装剤をふき取る為に使用します。
まとめ
今回は店やネットショップで希望している家具を調べても、
・欲しいサイズ見つからない
・欲しいデザインが無い
・欲しい家具はあるが金額が高くて買えない
と私と同じように悩んでいるいるの人の為に、家具作りの作業手順をご紹介しました。
家具を自分で作る1番の理由としては、『欲しい家具が見つからないし、高くて買えないなら自分で作ってみよう!』との想いが強く、いざ実際に作ったものの、『長さが少し違う、真っすぐ切れない、ネジ止めが上手くいかない』など色々な問題にぶち当たりました。
しかしながら、上手くできなくても自分が一生懸命作った家具は愛情が持てますし、作っていくとドンドン技術が向上して、楽しくなってきます!
しかも、手間賃はかからないので材料にお金をかけることが出来、丈夫な家具も出来たりするので良い事も沢山ありますよ。
今後も少しずつ作った家具や、日曜大工をやっていきますので、その都度ご紹介します。
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