
映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛を込めて~」に登場した行田市の展望タワー。これまで特に名前を持ちませんでしたが、行田市は正式名称を劇中と同じ「行田タワー」と命名しました。
埼玉県北部の少々地味な存在から一転「県のランドマークへ」市関係者の期待は高まっています。
それでは「行田タワー」についてご紹介します。
大阪「 通天閣 」も応援
命名にあたり、市がR6年10月から看板設置費用をクラウドファンディング型ふるさと納税で募集したところ、大阪のシンボル「通天閣」を運営する通天閣観光から200万円が寄付されました。
劇中では通天閣と敵対する間柄でしたが、映画での共演が縁で行田タワーを応援してくれたのです。
クラウドファンディング型ふるさと納税は成功を収め、個人136人、企業40社から申し出があり、目標額2.400万円をクリアしました。
行田タワー外観写真
クラウドファンディング型ふるさと納税で集まった2.400万円を元に、行田タワーの表と裏に【行田タワー】【GYODA】と施工された外観写真をご紹介します。
行田タワー
後日写真添付
GYODA
後日写真添付
全日本タワー協議会に加盟
今回、「行田タワー」命名と同時に、東京タワー、通天閣などが参加する『全日本タワー協議会』の20番目のメンバーとして加盟を果たしました!
全日本タワー協議会とは?
1961年(昭和36年)日本3大都市圏のシンボル「東京タワー」「通天閣」「名古屋テレビ塔」(現・中部電力 MIRAITOWER)の3塔で発足!
現在は北は札幌テレビ塔から、南は別府タワーまで加盟20塔を4地区に分け活動、スタンプラリーなどのイベントを実施している。
※2012年開業の東京スカイツリーは加盟していない。
行田タワー全国に『 発射 』へ
行田タワーは築24年(地味に昔からある)、古代蓮会館の展望室として地元では知られた存在でしたが、「翔んで埼玉」を機に注目度が急上昇。映画では大阪の象徴・通天閣に対抗できる「埼玉唯一のタワー」として登場するや、730万県民の救世主となる活躍でした。
公開年度には、コロナ過前の最高10万人を大きく上回る、年間13万人が県外から来場しました。
2015年にギネス認定された田んぼアート、関東平野を見渡す360度の眺望、足元には市の天然記念物「古代蓮」、公園に資料館、地元名産品の販売所もあり、周辺にはタワー命名の前から観光名所としての魅力が沢山あります。
特に「田んぼアート」は毎年違うモチーフの作品を作るので発表されるのが楽しみです。
そして、「全日本タワー協議会」への加盟により、今後は全国の「仲間」とのコラボしたイベントも行われる予定です。
まとめ
行田市は、行田タワー全国発射プロジェクトを通じて、さらなる観光振興と地域活性化を目指しています。市の象徴として行田タワーの役割はますます重要になっていくでしょう。
皆さんも埼玉の隠れた魅力を体験してみてはいかがでしょうか?
是非、行田市に来られた際には「ゼリーフライ」と「フライ」を召し上がるのをお忘れなく!
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