
今回は木造住宅の壁紙に出来てしまう『隙間・剥がれ』の補修内容2点をご紹介します。
補修内容2点!
1. 壁紙の隙間補修
2. 壁紙の剥がれ補修
長年木造住宅に住んでいると木材の収縮運動や壁紙の経年劣化『隙間・剥がれ』の症状が起こります。この症状を見つけた場合は定期的に補修修繕を行うか行わないかで壁紙の状態と、見た目が大分変化していきますので、素人の私が行った簡単に出来る壁紙補修の作業内容を紹介いたします。
1 壁紙の隙間補修について
壁と天井などつなぎ目の所に隙間が出来てしまうので、壁紙専用のコーキング材を隙間に塗り付け補修します。
壁紙の隙間補修前写真

壁と天井のつなぎ目の所に隙間が出来ているのが確認できます。
壁紙の隙間補修後写真

コーキング剤を塗り付ける事で、隙間部分が目立たなくなったのが確認出来ます。
作業手順
壁紙の隙間部分にコーキング剤を塗り付ける作業手順をご紹介します。
① コーキング剤の塗り付け

隙間部分にコーキング剤の先端部分を押し当て、適量を出しながら塗り付けます。
※ポイントとしては、コーキング剤を塗り付けている最中は途中で止めてしまうと塊になってしまうので、途中止めない事を意識して行うと綺麗に塗り付けられます。
塗り付けに失敗したとしても、塗り付け後の乾燥した状態で無ければふき取る事が可能ですのでご安心ください。
② 仕上げ

塗り付けたコーキング剤を、水で濡らしたタオルでコーキング剤を均一に馴染ませます。
コーキング剤を塗り付けただけでも隙間は埋まるので問題はありませんが、こちらの水で濡らしたタオルでコーキング剤を馴染ませる事で凹凸も無くなり、見た目も綺麗に仕上がります。
コーキング剤をを塗る為の必要道具一覧
・壁紙専用コーキング剤
・ハサミ
・いらないタオル
必要道具の用途説明
壁紙専用コーキング剤


壁紙の隙間を埋める為に使用します。
壁紙の色と同じ物や、壁紙の色に近い物を選ぶようにします。
ハサミ
壁紙専用コーキング剤の先端部分をカットする為に使用します。
いらないタオル
コーキング剤の仕上げを行う為に使用します。
2 壁紙の剥がれ補修について
天井や壁紙が剝がれてしまうので、壁紙専用のボンドを使用して剥がれ補修を行います。
壁紙の剥がれ補修前写真

壁紙が剥がれ、隙間が出来ている事が確認出来ます。
壁紙が剥がれた状態で放置しておくと剥がれ具合が進行し、最悪の場合は壁紙の途中から切れてしまう可能性もあります。
壁紙の剥がれ補修後写真

壁紙の隙間が無くなっている事が確認出来ます。
壁紙の隙間が無くなる事で壁紙が切れる事が無くなり、見た目も綺麗に仕上がりました。
作業手順
壁紙の剥がれ部分にボンドを塗り付ける作業手順をご紹介します。
① ボンドの塗り付け
隙間部分にボンドの先端部分を差し込み、剥がれている部分を適量を出しながら塗り付けます。
※ポイントとしては、ボンドを塗り付けてから直ぐに貼り付けるのでは無く、ボンドを2~3分程放置してから貼り付けます!(ボンドを空気に触れさせる事により粘着性が向上します。)
② ボンドのふき取り
壁紙からはみ出たボンドを水で濡らしたタオルでふき取ります。
※はみ出たボンドをふき取らないと汚れが付着したり、見た目が綺麗に仕上がらないので確実にふき取る様にしましょう!
仕上げ

壁紙に癖がついてしまい、ボンドで貼り付けただけだと剥がれてしまう場合は、マスキングテープを使用して固定します。確実に貼り付ける為にも固定時間は2~3時間を目安に固定するようにして下さい。
ボンドを塗る為の必要道具一覧
・壁紙専用ボンド
・マスキングテープ
・いらないタオル
必要道具の用途説明
壁紙専用ボンド


壁紙の剥がれを補修する為に使用します。
マスキングテープ
壁紙を固定する為に使用します。
いらないタオル
はみ出たボンドをふき取る為に使用します。
まとめ
今回は木造住宅に長年住んでいると発生してしまう補修内容2点
1. 壁紙の隙間補修
2. 壁紙の剥がれ補修
をご紹介しましたが、壁紙の隙間補修に関しては個人差はあるものの慣れてしまえば補修時間は1分程度で出来てしまいます。壁紙の剥がれ補修はマスキングテープの関係で多少の時間はかかりますが、それでも5分程度で出来ると思います。
せっかく建てたマイホームを綺麗な状態で維持していく為にも、補修をこまめに行い綺麗な状態を維持していきましょう!
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